移動系事業内容

 

通院等介助

 

通院等介助はご利用者に付き添って病院や官公庁の手続き、相談支援事業所への移動などを支える業務です。あらかじめ予定を組んでのご利用になります。

行動援護


  行動援護は知的障害または精神障害により行動上著しい困難を有する障害者等で、常時介護が必要な方に、当事者が行動する際に生じる危険を回避するために必要な援護、外出時における移動中の介護、排せつ及び食事の介護、その他当事者が行動する際必要な援助を行います。

行動援護は居宅や外出時において

1.予防的対応 環境調整と当事者の理解できるコミュニケーションをとる。

2.制御的対応 行動障害を起こしたときに当事者・支援者・第三者が傷つかない対応。

           3.身体介護的対応 食事・入浴・排泄等。

行動課題を解決する「3(さんま)支援」

      の認識

私たちは子どものころから学校で時間割という概念を学んできました。その概念は意識に上ることなく今の私たちの生活に使われています。行動障害のある知的障害のある方々はこの「時間割」(いつごろ何をするか)の認識がつかめないまま暮らしている人が多いように思います。行動障害はいわゆる「見通し」と呼ばれるものが認識できず不安定な状況であると推測します。簡単な作業を順番にこなす「小さな時間割」から、1日の生活の順番(大きな時間割)に広げて理解してもらうことだけで、当事者の安定感は増します。

      の把握

空間は視覚、聴覚、触覚、嗅覚に影響を与えます。その場の空間だけでなく、移動することで感じる空間も時間同様に人に大きな影響を与えます。特に移動は近くにあるもの、遠くにあるもの、聞こえてくる生活音、気温や湿度の感覚などの刺激を受け脳は活発に動きます。逆に移動のない状態が続くと心理的に大きなストレスをかけることになります。近所や公園、好きな場所を一緒に歩くことで空間的ストレスを軽減します。

    (信頼感)

社会規範、ルールといったものが理解することが難しい知的障害者にとって社会で生きていくには何といっても近くにいる人との関係が重要になります。近くにいる人との信頼関係は当事者の行動に大きく影響します。信頼関係は私たちがするように言葉で理解することが困難なので、一緒に体を動かすことで作っていきます。ハイタッチのあいさつから、支援者とストレッチをしたり、肩や手をマッサージすることで、信頼関係を築いていきます。



移動支援

 移動支援とは、障害のある人の地域生活を支えるために、1人では移動が困難な障害者(児)に対して、余暇活動や社会生活上必要な外出の際にガイドヘルパーを派遣して、移動の介護を提供するサービスです。障害の軽い方から重い方まで利用できます。障害を抱えた不登校・引きこもりの方の社会との関わりを見つけるきっかけとしてもご利用ください。また、家族の方々の介護休息にも活用してください。

こんな方に・・・

 ・不登校で少しでも人との関わりを持ったり、引きこもる生活を打破するきっかけを作りたい。

           ・運動不足で太り気味。少しでも外でウォーキングや運動をしたい。

           ・イベントに参加していろんな経験がしたい。

           ・理容院・美容院のサポートをしてほしい。

           ・電車やバスの使い方や交通ルールを身に着けたい。

     

ご利用は各市町村役場でご相談ください。当法人は現在、河合町・王寺町・三郷町・平群町・斑鳩町・安堵町・上牧町・広陵町・香芝市・橿原市と移動支援の契約を結んでいます。ご利用には手続きが必要です。お気軽にご相談ください。

                  


同行援護


同行援護は視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の当該障害者等が外出する際の必要な援助を行います。